※ 本記事は一般的な考え方の紹介であり、個別の審査結果を保証・解説するものではありません。審査基準はカード会社ごとに非公開で、本記事の内容と実際の審査結果が異なる場合があります。
クレジットカードの審査に落ちても、カード会社から具体的な理由を教えてもらえることはまずありません。「なぜ落ちたか分からないまま、次にどう申し込めばいいかも分からない」という状態になりがちです。ここでは、審査で見られている一般的な要素と、次に申し込むときの考え方を整理します。
審査で見られている3つの軸
クレジットカードの審査は、大きく3つの軸で構成されていると考えられています。
- 信用情報 — 過去のカード・ローンの利用履歴(延滞の有無など)。信用情報機関(CIC・JICC等)に記録されており、複数のカード会社が共有して参照する
- 属性情報 — 年齢・勤務形態・年収・居住形態など、申込書に書く情報そのもの
- 他社借入・申込状況 — 他のカード・キャッシングの利用残高や、短期間に複数のカードへ同時に申し込んでいないか
このうち①信用情報に事故情報(延滞など)があると、他の条件が良くても通りにくくなるのが一般的です。②③は単体では致命的でなくても、複数が重なると審査のハードルが上がります。
「短期間の複数申し込み」は特に注意
見落とされがちなのが③のうち、短期間に何枚も申し込むこと自体が不利に働きうるという点です。申込情報も一定期間、信用情報機関に記録されるため、立て続けに審査落ちが続くと、次の申し込みにも影響しかねません。1枚に落ちたら、間を空けずに次々と申し込むのではなく、時間を空けて検討し直す方が無難です。
属性情報でコントロールできる部分
年齢や勤続年数のように短期間では変えられない項目がある一方、次のような点は申し込み前に見直せます。
- 他のカードの利用状況 — 使っていないカードを解約して、保有枚数・利用可能枠の合計を整理しておく
- 申込内容の正確さ — 年収や勤務先情報の記載ミス・古い情報のまま申し込んでいないか確認する
- 本人名義の連絡先 — 携帯電話番号や自宅電話が確認できる状態にしておく
自分の信用情報を確認する方法もある
CIC・JICCなど信用情報機関では、本人からの開示請求により、自分自身の信用情報を確認できます(手数料がかかります)。「心当たりがないのに審査に落ちた」場合、延滞の記録が残っていないか、身に覚えのない申込情報が記録されていないかを確認できるため、繰り返し審査に落ちてしまうときの原因調査として有効です。
学生・主婦(主夫)など、初めての1枚を持ちたい場合
収入が少ない、あるいは配偶者の収入に頼っている状態でも、審査のハードルが比較的低いとされるカードはあります。たとえばエポスカードは「審査に不安がある学生・主婦(主夫)等で1枚目を持ちたい人」を想定した設計になっており、年会費無料で申し込めます。まず1枚、実績を作ってから他のカードに申し込む方が、いきなり複数枚に申し込むより通りやすくなります。
次の申し込みまで、どのくらい空けるべきか
明確な基準は公表されていませんが、一般的には半年程度は間を空けた方が無難とされています。信用情報機関に記録された申込情報は一定期間残るため、直近の申し込み履歴が多いほど、次の審査でも慎重に見られやすくなるからです。急いで複数枚を揃えたい事情がない限り、1枚ずつ時間を空けて申し込む方が、結果的に近道になることが多いといえます。
それでも審査結果は非公開という前提を忘れない
ここまでの内容は一般的に知られている考え方の整理であり、実際の審査基準・判断はカード会社ごとに非公開です。同じ条件でも通る・通らないは会社によって異なるため、「このカードなら確実に通る」という保証はありません。1枚に落ちても、別のカード会社では通ることもあります。
カードを比較して選ぶ
年会費無料で申し込みやすいとされるカード同士を比較したい場合は、クレジットカード比較で還元率・年会費・付帯保険を並べて確認できます。
参考にした情報
- 株式会社シー・アイ・シー(CIC)公式サイト(信用情報機関の役割)
- エポスカード公式サイト(審査対象・想定利用者像)